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zoom RSS 遠隔教育の課題

<<   作成日時 : 2015/11/27 11:28   >>

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今日のNHKの「くらし解説」という番組で、遠隔教育がテーマ。


NHKのホームページから抜粋すると
「実現するの?遠隔教育」  西川 龍一 解説委員
情報通信技術を生かして離れたところで学校の授業を受けることができる遠隔教育の導入に、人口減少が続く地方では期待が高まっています。実現に向けてどんな課題があるのか、解説します。


ということで見ていました。


多分、明日くらいにはここに内容が掲載されます。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/


主に本校の授業を分校の生徒がテレビ電話で参加できるという内容でしたが、納得できるところと疑問符がつくところと混在していました。


まず、納得できるところは、ビデオ視聴ではなくリアルタイム双方向であること、本校の先生が分校のカメラを操作できること(これ大変重要)、画面を見ると生徒と視線が合わないこと。


リアルタイムでの授業は大変重要です。同じ遠隔教育という言葉が使われるビデオ視聴の授業だと、先生から生徒への働きかけができません。生徒からの質問もできません。その場で質問したり、注意したりできることが必要です。生徒が分からないところはその場で聞くという姿勢は、社会に入ってからも役立つはずです。

相手側のカメラを操作するということは、話をする側にとって重要な機能です。私が手掛けた奥多摩の遠隔予防医療のシステムには、住民側の複数のカメラを先生が切り替えるという機能を実装しました。今回紹介されたのは分校側のカメラの向き(パン)やズームイン・ズームアウトを本校の先生側から操作できるというものでした。これはいいですね。ついでに複数カメラの遠隔切替機能もつけて欲しいところです。
テレビ電話で視線を合わせるのは、人間側にいろいろなテクニックが必要です。


次に納得できないところは、分校側に補助教員が必須なこと、電子黒板で双方向の板書を共有できること、本校の授業のついでで分校の授業を行っていること。

授業なので分校側にも補助教員が必要なのかもしれませんが、本校側の先生が分校のモニターをうまく見るようになれば本来不要なものです。電子黒板の共有ですが、コストが高いので、普通の黒板とマルチカメラ、マルチモニタで代用できるはずです。ここはIT屋さんの口車に乗せられた感があります。


いずれにせよ、予備校レベルでは既に行われていたことですが、やっと公立の学校でも過疎地対策で一部導入が始まったということですね。
本校の教員と分校の補助教員の間のコミュニケーション時間で、あまり人手削減にはならないと解説員がコメントしていましたが、そもそもICTを使えば人手削減になる、という考え方自体がおかしいのです。授業の効率化と専門知識の伝達により、授業の質が向上することに期待しなければいけません。このあたりは、NHKの認識の低さが露呈した感じがしました。

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