課題の表現の方法

大阪都構想の是非を問う住民投票で、反対が上回った。

今回の橋下氏の敗因は言葉の選択ミスに尽きる。
改革の理念は理解できるものであったが、キーワードとして使われたのが「大阪都構想」なので、住民に伝わらなかったというのが大きいのではないだろうか?


これが
「二重行政解消構想」
だったら、勝てたかもしれない。
二重行政は難しい言葉かもしれないので
「大阪市制の無駄0構想」
が良かったかもしれない


課題は明示しないといけない。争点には課題を明示する言葉を使わなくてはいけない。
大阪都は施策であり課題ではない。

課題で興味を引き付けて、施策で納得させることが必要だと思う。


「アベノミクスの是非を問う」
という争点の選挙も最近あった。

アベノミクスは施策であるが、この場合はちょっと違う。

施策をやっている途中で「是非を問う」のであるから、有権者としては
「選挙なんてしてないでさっさとやって成果出せよ」
というのが本音だったと思う。

大方の共通課題認識である
「景気をなんとかしてくれ」
がベースにあったので、反対票が非常に出にくい状況であった。

最近の政権の動きからすると、景気課題で選挙をし、反対しにくい状況で圧倒的多数を占めて、憲法改正でできなかった安保体制の再構築をやりたかったのが本音と明らかに分かる。
選挙の争点が「安保体制の再構築」だったら、こんなに大勝しなかったと思う。


橋下氏は、このような狡猾な戦略に長けていなかった。
想いがストレートに出てしまう正直な人なのだろう。


ただ、政治は駆け引きであってはならないと思う。

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