八王子市議選

以前、冗談かどうか知らないが、八王子の友人に
「田中さん市議になればいいのに」
と言われたことがある。

当時、失職中だったので、「おおー!」と思ったが、0.3秒ほどで、その考えは消え去った。


今週から選挙戦が始まっている。
市議選と言っても、八王子の場合広いし人口も多いので、大変な地域だと思う。
前回の当選者の最低得票は3000票強くらいではなかったかと思う。


今日、市役所の支所に出向く用事があったので、そこに置いてあった選挙公報をもらってきた。
Webには載っていないのかなと調べたら
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/seisaku/senkyo/44994/018049.html

に掲載してあった。
PDFだが、画像をPDFにしたもので、文字列検索はできない。
(選管は何考えているんだろう?)


で、今回は「シニアの就労」「高齢者の就労、活性化」を謳っている候補にしようかと選挙公報を読んでみた。

どうやら議員さんの頭の中は「高齢者=弱者=福祉対象=医療対象」という図式が定番のようだ。
シニアの就労や活性化を掲げている候補者は2人しかいなかった。

八王子はこれから急激な高齢化が進行する。
今までの人口構成だからこそできた高齢者福祉時代の政策スローガンは、そろそろ現実性がなくなってくると思われる。
「高齢者が安心して暮らせる街」とか「医療・介護・高齢者問題に取り組む」などのスローガンを見ると、やはり高齢者は守られる存在としての前提でものを考えていると言わざるを得ない。

8割が元気高齢者である。このリソースをうまく使いこなせる行政であって欲しいと思う。


それと、一通り目を通して感じたこと。これは今回に限ったことではないが、ほとんどの候補者がその方向性において同一の方向を示している。

やれ女性が働きやすくだとか、高齢者が安心するだとか、待機児童0だとか、市街地の産業育成とか。

おそらく4年前の選挙でも同じスローガンが並んでいたと思う。
ということは、党による意見の違いが少ないのだから、4年でかなり実現しているはずなんだが、暮らしていてそうは感じない。八王子が待機児童0になったとも聞かない(待機児童問題はさして関心があるわけではないが)。
調べたら、昨年の数字は待機児童231人で一昨年に比べ22人減少しているものの、就学前児童人口は745人も減っているのに0にはならない。

子育てや女性の就労、児童福祉をスローガンとして当選した議員さんたちが何もしなかった結果と言わざるを得ない。

また選挙公報に数字を示して(待機児童0の数字は除く)訴えている人がかなり少ない。というか一人しかいない。
企業プレゼンだと、確実に無視されるか信用されない。

「私は他の候補者と違って、何をどれだけこうします」と一つでもいいから書いて欲しいものだ。
VisionはいいからPlanを示せということかもしれない。

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